Biochemical Characterization of Chitin Synthetase in Yeast and Mycelial Forms of a Dimorphic Fungus, Candida albicans

1984 
Candida albicans をグルコース培地とメチオニン含有合成培地で培養し, それぞれの培地から酵母形 (Y形) と菌糸形 (M形) 菌体を得た. 両形の菌体を細胞壁溶解酵素 (ザイモリエース100,000) で処理してスフェロプラストを調整し, ついで低張処理をおこなつた. 160×g, 10,000×g, 100,000×gの遠心分画により各膜画分を得た. 各膜画分のキチン合成酵素活性を比較したところ, 100,000×gの画分が最も高い活性を有し, Y形では4倍に, M形では5倍に濃縮されており, しかも両形ともに対数増殖期で最も高い活性が得られた. 両形菌体の100,000×gの画分を使用し, キチン合成酵素活性に対する二価金属イオンの効果, pHの影響, Km値, 熱安定性, 活性化剤について検討したが, 両形間の膜結合キチン合成酵素における生化学的性質の差異は認められなかつた.
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