Free vascularized vein graftによる1期的涙小管再建を施行した内眼角部の隆起性皮膚線維肉腫の1例

1991 
内眼角部の隆起性皮膚線維肉腫摘出後の再建として, 血管柄付静脈移植の第二法であるFree vascularized vein graftを行った。本法は以前から行われていた静脈のFree graftに比し, 静脈を血流が保たれた状態で涙小管の代用にしようとするものであり, 術後の拘縮による移植片の狭窄を最小限にとどめ, また条件の悪い部位へも移植可能になると考えられ, 今後有用な涙小管再建法の一つとなり得る可能性を見いだした。
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