プロピレン−α−オレフィンブロック共重合体の製造方法

2004 
【課題】 ポリプロピレン材料において、高剛性などの本来の優れた性質を損なわずに、耐衝撃性を大幅に向上させ、併せて、ショートパス粒子に起因する、成形品におけるゲルによる外観不良などの問題の解消をなして、粒子性をも改良させる。 【解決手段】 メタロセン触媒の存在下に、第1段階においてプロピレンの単独重合体またはプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体を製造し、第2段階においてプロピレンと他のα−オレフィンとを共重合させてプロピレン−α−オレフィンブロック共重合体を連続的に製造する方法において、第2段階の共重合に際し、下記の条件に規定する特定の有機化合物を添加する。 条件(I) 活性水素を有さないこと 極性基を有すること 条件(II)特定の有機化合物の添加モル数が、遷移金属原子のモル数に対し、0より大きく3以下であること
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