ANALYSIS OF SEISMOGRAMS IN A HORIZONTAL ARRAY AT MINAMI-OSAKA SITE
2000
南大阪地点の水平アレーで観測された兵庫県南部地震の本震記録について, NS成分が卓越する90~120秒付近の波群とEW成分が卓越する45~75秒付近の波群を対象に検討を行った結果, その周波数特性, 到来方向, 位相速度などから Love 波が卓越することが明らかになった. これにより, 実測記録に基づいて大阪平野南部における兵庫県南部地震時の表面波伝播性状の一典型を明らかにすることができた. この結果は表面波に主眼をおいた入力地震動評価に資するものであると考えられる.
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