Numerical anomaly of teeth in mongrel juvenile dogs. Canis familiaris

1989 
愛知学院大学歯学部小児歯科学教室に保存されている, 49頭分の雑種幼犬の上下顎骨X線写真を用い, 大臼歯を除く第一生歯と第二生歯の歯数異常について調査した。これらの幼犬の性別, 年齢は不明であったが, その歯牙年齢は乳歯列期から混合歯列期初期であった。歯数の異常が認められたのは, 49頭中16頭 (32.7%) であり, 歯の欠如は14頭 (28.6%) に, 過剰歯は2頭 (4.1%) に認められた. 歯の欠如は, 第一生歯より第二生歯で多く認められ, そのほとんどは小臼歯群に属し, 上顎切歯および上下顎犬歯の欠如は認められなかった。また, 歯の欠如は左右対称に現れることが多く, 過剰歯は左右非対称に現れた。P3に退化傾向が認められ, これは顎骨の退化によってもたらされたと考えられた。
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