A Prognosis of Epilepsy on the Severely Handicapped.

1995 
当科で経過観察中の131例の重症心身障害 (重障) 児・者のてんかんについて予後を中心に検討を行い, 次の2つの特徴をまとめた。(1) 重障児・者のてんかんの予後においても, 一般のてんかんの予後と同様に思春期前後で発作コントロールの得られる一群がある。(2) 一方, 大部分は発作コントロールが不良である。コントロール良好な群の特徴としては (1) 基礎疾患として, 痙性両麻痺とアテトーゼの型の脳性麻痺が多い。(2) 脳障害の既往のない例が多い。(3) 発作型では全般性強直間代発作が多い。コントロール不良な群の特徴としては (1) 基礎疾患として, 重度痙性四肢麻痺の型の脳性麻痺が多い。(2) 成因として出生時・出生後要因による脳障害を有する例が多い。(3) 発作型では混合型発作, ミオクロニー発作, 脱力発作が多い。(4) てんかん分類では未決定てんかんが多い。
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