甲状腺機能検査としてのRes-O-Mat ETR testの基礎的検討

1973 
血中の遊離サイロキシン濃度をよく反映するといわれているRes-O-Mat ETR検査の検査諸条件について若干の基礎的検討を行なった。本法はつねに標準血清と同一条件にて測定し比較するため, 測定操作に基づく影響は少なく, ETR値の再現性は良好であった。キットの保存状態, インキュベーション時間, 温度, 追加血清量の違いはETR値に若干の影響を与えた。Res-O-Mat T3検査およびRes-O-Mat T4検査のみでは異常値を示した甲状腺機能正常な妊婦10例はすべてETR値は正常値を示した。ETR値とFT4-Index値の相関係数は0.82であった。
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