A case report of intractable pneumothorax after radiofrequency ablation of metastatic lung tumor from sigmoid colon cancer

2008 
肺腫瘍に対するラジオ波焼灼術(radiofrequency ablation: RFA)後の気胸発症は最も頻度の高い合併症であるが,対処として手術が必要となることは稀である.RFA後気胸に対する胸腔ドレナージ術のみでは治癒せず手術を施行した1例を経験したので報告する.症例は38歳の女性.2004年2月にS状結腸癌にてS状結腸切除術,2005年7月には右転移性肺腫瘍にて肺部分切除術を施行.2006年5月に再び転移と思われる右肺腫瘤を認め,肺機能温存に配慮しRFAを施行したところ,直後より気胸を発症した.胸腔ドレナージ術を行ったが,気漏の遷延を認めたため,RFA後37日目に手術を行った.RFA肺焼灼部位からの気漏が確認され,同部を切除し肺縫縮した.切除組織の腫瘍部分は大部分が核構造を保っておりviable cellと考えられた.術後経過は良好で,退院後11ヵ月気胸再発は認めていない.
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