Changes in blood lipoprotein (a) (Lp (a)), malondialdehyde (MDA), triglyceride (TG), total cholesterol (TC), high-density lipoprotein (HDL) and low-density lipoprotein (LDL) in patients on a

2000 
慢性維持透析患者50名〔糖尿病群 (DM群): 25名/非糖尿病群 (非DM群): 25名〕についてLp (a) を測定した. 検査値の高い15名ずつを対象とし, 脱落例3名を除く27名について, ビタミンE固定化ダイアライザー (CL-EE) を6か月間使用した. 動脈硬化の危険因子であるLp (a), MDA, TG, TC, HDL, LDLの推移を測定し, それぞれDM群と非DM群に分けて比較検討した. DM群ではMDAがCL-EE使用前と比較して有意に6か月後に低下し, 非DM群ではLp (a), MDA, TC, LDLが, 6か月後に有意に低下した. TGは6か月後で低下傾向を認めたが, 有意差はなかった. HDLについては検討期間中に変化は認められなかった. CL-EEを使用することによってLp (a)・MDA・TC・LDLが有意に低下したことより, CL-EEは透析患者の動脈硬化の進展を抑制する可能性があると考えられた.
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