INFLUENCE OF CORROSION ON FATIGUE STRENGTHS OF AN ALUMINUM ALLOY AND ITS FRICTION STIR WELDING JOINTS

2006 
本研究では,アルミニウム合金材の母材と摩擦撹拌接合部の疲労強度に腐食が与える影響を明らかにする.研究対象としたアルミニウム合金材はA6N01S-T5の押出形材である.この母材試験片と,摩擦撹拌接合部を有する摩擦撹拌接合材試験片を沖縄県で大気暴露し,暴露0.5年,1年および2年後の試験片の腐食形態を調べる.そして,腐食した試験片の疲労試験を実施し,腐食と疲労強度低下の関係を明らかにする.大気暴露による腐食は粒界腐食である.粒界腐食の深さ方向への侵食は1年以降進行しない.疲労亀裂は粒界腐食から発生する.大気暴露により,母材の疲労強度は元から72%まで,摩擦撹拌接合部の疲労強度は元から85%まで低下する.
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