Diagnosis of Early Colorectal Cancer by Colonoscopy

2002 
通常内視鏡(CS),細径超音波プローブ(MS),拡大内視鏡(ME)における早期犬腸癌の深達度診断能を検討した.臨床における深達度正診率の成績は,CS(215病変)で90%,MS(250病変)は病変描出不能例を含めた全体で81%,病変描出例で91%,ME(54病変)は87%であった.内視鏡医の経験の長短(内視鏡経験10年以上(A群),3~4年(B群),2年未満(C群))と各診断法別(CS:215病変,MS:189病変,ME:56病変)の正診率をみてみた.正診率はCSではA群90%,B群83%に対し,C群では66%と低かった.MSは各々90%,81%,77%で,MEは各々89%,89%,77%と同様であった.内視鏡の経験が豊富な群ではCSのみで良好な深達度診断能が得られるが,経験の少ない群ではCSにMSとMEを付加することで深達度診断能が向上することが示された.
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