Decomposition of Organic Chlorine Compounds in a Discharge Photocatalyst Reactor.

2003 
陽極酸化アルミニウム基板を放電電極とし,その電極表面にアナターゼ型酸化チタン光触媒を担持した,放電光触媒併用反応器を作製した.その反応器を用い,低濃度のモノクロロベンゼンとo-ジクロロベンゼンをモデル物質として,有機塩素化合物の放電光触媒分解反応について基礎的検討を行った.まず放電反応に及ぼす,空間速度や希釈ガスの種類と反応ガスの濃度の影響を検討した.次に,放電光触媒併用分解反応を行い,光触媒の効果についても検討した.放電反応により室温で低濃度有機塩素化合物をほぼ100%分解できることがわかり,酸素や水蒸気の希釈ガスへの混在は分解活性を低下させた.光触媒の併用により分解活性が向上し光触媒の効果が認められた.分解生成物の塩素化合物は全てが塩化水素になっているわけではないことがわかった.
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