A case of small cell carcinoma of the lung with metastasis to the stomach.
1986
胃転移が生前に発見され, 化学療法により一度完全寛解した肺小細胞癌の1例を報告する.症例は64才男性, 胸痛, 咳, 血疾を主訴に来院した.胸部X線写真にて右肺門部に腫瘤影があり, 喀痰細胞診, 気管支鏡下生検にて小細胞癌と診断された.便潛血反応が陽性で, 進行性の貧血があり, 上部消化管透視を行った所, 胃腫瘍が発見された.胃内視鏡下生検にて小細胞癌と診断された.化学療法により胃転移は消失し, 2年2ヶ月生存した.
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