Aspergillus fischer Wehmerによるterreinの生成

1962 
(1) 糸状菌Aspergillus fischeri Wehmerがある条件下で培地中に著量の紫外部吸収物質を蓄積することを認めた. (2) 分離・精製法を検討し,この物質を結晶状に取出した後,若干の化学的性質,元素分析,紫外部及び赤外部吸収スペクトル等から,この物質はRaistrickらがAspergillus terreusの代謝産物の一つとして発見したterrein (C8H10O3)と完全に同一であることを確かめた. (3) Terrein収量の増加を目的として行った二,三の培地検討の結果,最高4.7mg/mlの成績を得た.
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