DEVELPOPMENT OF EARTHFILL AND ROCKFILL DAM ENGINEERING IN JAPAN

2009 
我が国でフィルダムは1,400年の歴史を持つ最も古い社会基盤施設の一つで,農業用水と都市用水の供給,水力発電,洪水調節に使われてきた.1960年以降,我が国の経済成長とともにスケールメリットの追求からダムの堤高と堤体積は大型化した.本論ではまず施工面について,ダム規模と施工能力の推移を辿り,施工能力向上の要因を分析し,フィルダム堤体の強度と変形に深く関係する締固め技術の変遷を論ずる.次いで設計面については,安全に最も関与するすべりに対する安定性,浸透水に対する安定性,堤体越流を避ける洪水吐き放流能力の3点の設計思想の変遷を記述する.さらに以上の議論を踏まえ,今後発展させるべき設計,施工技術および研究課題を提案する.
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