ELASTIC-PLASTIC IMPACT RESPONSE ANALYSIS AND IMPACT RESISTANT DESIGN OF STEEL PIPE CHECK DAM

1996 
本研究は, 土石流中の巨礫の衝突を受ける鋼製透過型砂防構造物の耐衝撃設計法を確立するため, まず, 局部変形とひずみ速度効果の影響を考慮した3次元鋼管骨組の弾塑性衝撃応答解析法を開発した. 次に, 本解析法を用いて部材に発生する塑性回転角を算定し, これを部材の動的塑性回転容量と比較することにより終局限界の判定を行う耐衝撃設計法を提案した. さらに, B型スリットダムに巨礫が衝突した場合の具体的な設計例を示すとともに, 現行設計法との比較検討を行い, 本設計法が現行設計法に比べより合理的かつ経済的な設計法であることを確認した.
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