A case of pure red cell aplasia 3 months after extended thymectomy
2011
症例は58歳男性.胸腺腫に対し拡大胸腺胸腺腫摘出術を施行.病理診断は正岡分類II期,WHO分類type ABの胸腺腫であった.術後1ヵ月目より放射線治療を追加したが,3ヵ月目に全身倦怠感を生じ,血液検査の結果,著明な貧血を呈していた.赤芽球癆と診断しプレドニゾロン内服を行ったが改善せず輸血を繰り返した.シクロスポリンを導入し貧血の改善を認めた.赤芽球癆は胸腺腫にしばしば合併するが,胸腺腫摘出術後に発症をみることは稀である.術後経過観察において赤芽球癆の可能性も念頭に置く必要がある.
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