A CASE OF JEJUNAL GASTROINTESTINAL STROMAL TUMOR DIAGNOSED BY MULTIDETECTOR-ROW CT AND DOUBLE-BALLOON ENDOSCOPY AND RESECTED BY LAPAROSCOPY-ASSISTED SURGERY

2008 
症例は53歳,男性.黒色便と動悸のため受診し,貧血の進行を認め,精査加療目的に入院した.上下部内視鏡で出血源は認められなかった.MDCTにて上部小腸に造影される15mmの腫瘤を認めた.FDG-PETでは異常集積は認めなかった.ダブルバルーン小腸内視鏡で,空腸に15mmの粘膜下腫瘍を認めGISTが疑われ,同部位が下血の原因と考えられた.腹腔鏡にて,Treitz靱帯から約20cmの空腸に術前の点墨と腫瘍による漿膜面の発赤所見を認め,腫瘍部位の同定は容易であった.正中に小切開を置き,体外操作にて空腸部分切除を行った.病理免疫組織学的にGISTと診断された.原因不明の消化管出血に対し,MDCTとダブルバルーン小腸内視鏡で診断し,腹腔鏡補助下に切除した空腸GISTの1例を経験したので報告する.
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