A case of pancreatic pseudocyst with intracystic hemorrhage and repeated gastrointestinal bleeding

1993 
症例は83歳女性で, 主訴は下血, 上腹部痛. 受診時プレシヨック状態で, 血清アミラーゼ値の上昇を伴っていた. 内視鏡的逆行性膵管造影 (以下ERP) では膵管のびまん性拡張と副膵管に嚢胞を認めた. またERP施行時の副乳頭の観察では同部よりの出血が認められ, 慢性膵炎に伴ったHemosuccus pancreaticus と診断した. 高齢の為完全静脈栄養法 (以下TPN), 輸血, 止血剤等保存的に加療したが15カ月後に心不全で死亡された. 膵仮性嚢胞への隣接動脈の破綻による消化管出血例であり, 稀な病態と考え文献的考察をふまえ報告する.
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