量子系の準位統計 : 量子カオス序論 . 超イオン導電体 . 擬一次元物質の物性
1991
原子核準位の統計的記述として生まれたランダム行列の理論が、過去10年間に装いを新たに原子・分子をも対象とする量子カオスの研究となりつつあることを解説。(「量子系の準位統計」)。融点よりもずっと低い温度で高いイオン導電率を示す物質群としての超イオン導電体の基礎を、主にその構造を中心に原子運動のダイナミックスの観点から平易に解説。(「超イオン導電体」)。さまざまな不安定性に対応する秩序相を低温でもっている擬一次元物質の物性を、それらの中でも最も特徴的な電荷密度波とそのダイナミックスの解説を中心に紹介。(「擬一次元物質の物性」)。
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