Rate and Selectivity of Phenyl Benzoate Production in Phase-Separable CSTR by Use of Phase Transfer Catalytic System as a Third Liquid Phase

2003 
名古屋大学大学院工学研究科分子化学工学専攻,464一8603名古屋市千種区不老町塩化ベンゾイルとフェノールからの安息香酸フェニル生成反応を3種類の反応器を使って行った.相聞移動触媒にポリエチレングリコール,有機溶媒にトルエンを使ったとき,フェノールおよび水相のアルカリ濃度を増加させると,主に触媒からなる第3相が形成した.しかし,塩化ベンゾイルおよび安息香酸フェニルは共に加水分解するため,完全混合回分反応器では安息香酸フェニルへの選択率は0.6以下となった.第3相により有機相と水相の直接の接触を避けることができる相分離型回分反応器では,フェノールおよびアルカリ濃度を変化させることにより,選択率を0.9以上にすることができた.相分離型回分反応器と同じ高い選択率を得る事ができるように,塩化ベンゾイルおよびフェノールを有機相および水相にそれぞれ分離して供給する相分離型流通攪拌反応器の新しい型を工夫した.
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