POSSIBILITY OF WATER RESOURCES DEVELOPMENT BY CONSTRUCTING THE UNDERGROUND DAM IN DESERTIFICATING AREA OF BURKINA FASO

2006 
砂漠化が進行している半乾燥・乾燥地,特にアフリカのサヘル地帯での社会基盤の強化に資する水資源の開発方法として,地下ダムによる浅層地下水の開発が着想されてきた.浅層地下水は未利用なだけでなく再生可能な水資源であり,地下ダムは地上ダムに比べ蒸発損失が少なく衛生的な貯水方法である. 本研究は,砂漠化進行が深刻な西アフリカのブルキナファソ国北部において地下ダムの建設による浅層地下水の開発が可能な地域を探査し,その結果ナレ村を通過する季節河川であるコロンゴ川地下に適当な化石谷が存在することを確認し,実際に地下ダムを建設して浅層地下水の貯水可能性を検討した.その結果,化石谷に地下ダムを建設することで地下ダム上流域の地盤間隙中に浅層地下水を貯留できることを実証した.
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