TREATMENT RESULTS FOR HEAD AND NECK CANCER TREATED BY GOLD GRAINS

2004 
1999年4月から2004年6月までに, 26人 (27病変) の頭頸部がんにゴールドグレインによる治療をおこなった。23病変は舌がんであり, その他は口腔底がん2, 右頬粘膜がん1, 中咽頭がん1例であった。表在型は13例, 外方発育型は14例であった。外方発育型の9例に, 腫瘍の厚みを減らす目的で外部照射を併用した。外部照射は, 1回線量2Gy, 総線量20Gyまたは30Gyを投与した。もちいたゴールドグレインは10個から13個 (中央値10個) で, ゴールドグレイン単独治療群では, 74Gyから85Gy (中央値80Gy), 外部照射併用群では, 71Gyから83Gy (中央値76Gy) を投与した。27病変の内1病変は治療後4ヵ月目に再発, 1病変は腫瘍が残存した。2年局所制御率は92%であった。ゴールドグレインは, 非侵襲的な治療法であり, 高齢または合併症をもつがん患者にも安全に施行できた。
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