「趣味に生きる」の文化論 : シリアスレジャーから考える
2021
本書の基本的な視点 1 日本におけるシリアスレジャーの意味(趣味の大衆化—テイストとホビーの境界線;アマチュア—「稽古(事)」と「たしなみ」;シリアスレジャーとしてのボランティア—余暇か労働か) 2 シリアスレジャーに打ち込む人びと(趣味と放送—シリアスレジャーとして始まったCATV;ランニングの専門志向化とトレイルランニングへのキャリア;より良い生き心地を求めるLGBTのシリアスレジャー;夢追いバンドマンにとって音楽活動は趣味なのか,仕事なのか;それでも舞台に立てる理由:まじめに遊ぶための人間関係と規則;「アイドル,はじめました。」:アイドルは仕事なのか,趣味なのか) 3 シリアスレジャーに打ち込む環境(SNSが築く弱い趣味縁の面白さ;メディアが可能にする趣味実践—「学習」と「観戦」におけるメディアの利用;「趣味」としての部活動—学校教育が醸成する発表会的心性;日系人の「日本語で歌う文化」:シリアスレジャーでつながるマイノリティ;「地域を取り戻す」という遊び:スポーツを通じた観光まちづくりを事例に;政策的に「活用」される自由時間:シリアスレジャーのあやうさ) Appendix ロバート・ステビンスへのインタビュー
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