Sentence Retrieval Method Based on Dependency Structure and Its Evaluation
2009
Tempaku-cho, Toyohashi-shi, 441–8580 Japan ず,用例文を効果的に検出することは難しい. 一方,言語構造をユーザが明示的に指定して検索す るシステムが提案されている.これらのシステムでは, 句構造や依存構造のパターンをクエリとして文を検索 する. Corley らの提案する Gsearch [2] では,句構造パ ターンを生成するための文脈自由文法をユーザ自身が 設計し,文法,及び文法で定義した統語範疇の系列を システムに与える.システムは与えられた文法を用い て文を構文解析し,与えられた統語範疇系列を構文解 析結果に含む文を検索結果として返す. 兵藤らの手法 [3]や,Resnikらの提案するLinguist’s Search Engine(LSE)[7] では,ユーザはまず,検出 したい文の一例を入力する.入力された例文は構文解 析され,その結果が提示される.ユーザは提示された 構文解析結果を編集し,構造的なパターンを作成する. システムは,編集により得られたパターンにマッチす る構造をもつ文を検索結果として提示する. しかし,これらのシステムは,キーワードに基づく 検索のような簡単で直観的なインタフェースを実現し ているとは言いがたい.文法の設計や句構造パターン の編集ができる程度の文法的知識をもたないユーザが, これらのシステムを利用するのは困難である. そこで本論文では,キーワードベースの直観的な インタフェースを実現しつつ,言語構造を活用する用
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