Successful Treatment for Intractable Esophago-mediastinal Fistulas following Anastomotic Leakage after Esophageal Resection

2011 
食道癌術後縫合不全に続発した食道縦隔瘻に対して,手術時に挿入した胸腔ドレーンまたは追加や再挿入による胸腔・縦隔ドレナージを施行し,大半は自然閉鎖するが,改善せずに難渋することがある。留置したドレーンによる排膿が不十分で,エコーガイド下が困難であれば,CTガイド下穿刺ドレナージが有効である。しかし,それでも瘻孔の改善を認めない症例が3例あり,追加治療として方法1.食道ステント挿入,2.経鼻胃管による消化管内からの胸腔・縦隔ドレナージによる排膿,3.内視鏡下クリッピングとフィブリン糊散布にて瘻孔閉鎖を施行し,瘻孔閉鎖が認められ治癒し得た。これらの治療は,手術と比較して侵襲も小さく有効な治療法と考える。
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    16
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []