Studies on the Nutritive Value of Grass Protein Part XVIII

1969 
大根葉および青刈大豆葉の生葉,通風乾燥葉および天日乾燥葉より蛋白質を純粋分離する目的で,Luggらの方法を多少改良して実験を行ない,次の結果を得た. (1) 水,0.3% NaOH溶液またはpH 9.2硼砂緩衝液および0.3%NaOH性60%熱アルコール溶液で抽出し,単離精製した蛋白質は窒素含量10.4~14.9%(無水・無灰物中)で,その多くは着色し,所期の目的のものは得られなかった. (2) いずれの場合にも,細胞質蛋白質には随伴物質として糖含量が高かった.したがって本溶剤による蛋白質の抽出には問題がある.またその直接圧搾抽出法は成功しなかった. (3) 葉緑体蛋白質の単離法を2通り比較したが,収量が悪く,蛋白質の窒素含量も14.9%にすぎなかった.
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