A CASE OF PRIMARY SIGNET RING CELL CANCER OF THE DUODENUM

2002 
極めて稀な十二指腸球部印環細胞癌を経験した.切除不能進行癌で集学的治療を行い, CEA低下と発症後2年2カ月の生存が得られた. 58歳,男性,腹部違和感とCEA, CA19-9高値で発症.追加検査の同意が得られなかったが説得を続け,発症11カ月後入院させ治療方針決定のため試験開腹術施行,胃癌取扱い規約でH0P13T3(SE)N4,大腸癌取扱い規約でH0P1M(-)SEN4(+). 50Gyのリニアック照射とシスプラチン(CDDP) 20mg 5日間2回の化学放射線療法を行い,以降,外来でCDDP10mg+5-FU250mg 5日間5クール,フトラフール400mg 5クール, 5FU系の経口化学療法を行った.治療開始時には574ng/mlであったCEAは減少し,各種画像検査でも病変の増大や新たな病変の出現はなかった. 19カ月後にCEAが再上昇し, CDDP+5-FU 5日間と3日目の温熱療法の温熱化学療法を2クール施行したが,発症後2年2カ月,治療開始後1年1カ月で死亡した.
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