Spectrophotometric determination of cobalt with Chromazurol S and hydroxydodecyl trimethylammonium bromide

1968 
クロムアズロールS(以下CASと略記)は臭化ヒドロキシドデシルトリメチルアンモニウム(以下HDTMAと略記)の存在でニッケルと鋭敏に反応して青色の錯体を生成する.この錯体はピリジン水溶液中で安定で,639mμ付近で極大吸収を示し,その吸光度はpH10.5~11.3において一定である.感度はきわめて高く,錯体の分子吸光係数は1.75×105でこれは現存するニッケルの比色試薬中最高である.1cmのセルを使用した場合ニッケル濃度0.01~0.2μg/mlにおいてほぼベールの法則に従う.妨害イオンのいんぺいにフッ化カリウムが有効であるが,その存在においても,銅,鉄,コバルト,クロム,ウラン,チタン,白金,ベリリウムは顕著に妨害する.
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