Puffy Erythemic Eyelids Caused by Amiodaron-induced Hypothyroidism Mimicking Dermatomyositis

2004 
62歳の男性。1990年7月に当院循環器内科で突発性拡張型心筋症の診断を受け, 2001年5月10日から塩酸アミオダロン(アンカロン®)を内服している。2002年1月頃から両眼囲に自覚症状のない紅斑が出現し, 徐々に拡大してきたため同年12月27日に当科を受診した。血液検査にてミオグロビン, アルドラーゼの上昇を認め, 皮膚筋炎や光線過敏症を疑った。筋電図, 病理組織学的所見から皮膚筋炎を否定した。光線照射テストでは異常を認めなかった。その後の検査でfree T4低下, TSH上昇, 血中総ヨード値の高値が認められ, 塩酸アミオダロン内服に伴う甲状腺機能低下症と診断した。レボチロキシンナトリウム(チラージンS®)の内服を開始後, 甲状腺機能は改善し, 眼瞼の紅斑も軽快傾向にある。
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