A CASE OF A LARGE GALLSTONE OCCURRING TWENTY-FIVE YEARS AFTER HEPATICOJEJUNOSTOMY

2009 
症例は64歳,女性.25年前右肝管結石にて右肝管空腸吻合術を施行(術式の詳細は不明).10年前より,背部痛出現し,腹部超音波検査にて肝内結石指摘されたものの,血液検査にて顕著な異常を認めないため経過観察となった.背部痛が徐々に強くなってきたため,2007年7月に腹部CTを施行した.CT上,肝門部に巨大結石を認めたため,当科紹介入院となった.精査の結果,右肝管・総肝管空腸側々吻合術後,吻合部巨大結石と診断し,8月初旬,手術を施行した.挙上空腸を切開し,8cm大の巨大結石を摘出した.経皮経腸的にチューブを胆管空腸吻合部に留置し,切開部挙上空腸を直接縫合した.術後経過は順調であった.結石成分はビリルビンカルシウム,脂肪酸カルシウムであった.胆管空腸側側吻合術後,25年目に8cm大の再発巨大結石を認めた非常にまれな症例を経験したので,文献的考察を加え報告する.
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