Correction of Bowleg Deformity in Patients with Hypophosphatemic Vitamin D-Resistant Rickets
2009
低リン血症性ビタミンD抵抗性くる病の下肢変形は小児期からの内科的治療により予防可能とされているが,実際には観血的治療を要する遺残変形例も散見される.今回3例6肢のO脚変形に対する矯正手術を行ったので報告する.症例1,14歳男児.脛骨内反のIlizarov法による緩徐矯正を施行したが,toe-in gaitが残存したため内捻矯正を追加した.症例2,14歳男児.大腿骨の一期的矯正とEnder釘による内固定,脛骨のIlizarov法による内反,内捻の緩徐矯正を行ったが,大腿骨には固定性不良による矯正損失が生じた.症例3,11歳女児.大腿骨はOrthofix創外固定器による一期的矯正,脛骨はIlizarov法による内反,内捻の緩徐矯正を行った.今回の結果からは,くる病のO脚変形には大腿骨は単支柱式創外固定器による一期的矯正,脛骨にはリング式創外固定器による緩徐矯正が適していると思われた.
- Correction
- Source
- Cite
- Save
- Machine Reading By IdeaReader
4
References
0
Citations
NaN
KQI