Induction of cuticular melanization in the armyworm larvae, Pseudaletia separata, by insect myotropic neuropeptides possessing FXPRLamide at the C-terminus
1993
アワヨトウ幼虫の個体群密度に依存したクチクラのメラニン化は神経ホルモン, 体色黒化赤化ホルモン (MRCH) により支配されている. 一方, ゴキブリおよびバッタより単離きれ, 後腸筋に対してミオトロピック活性を示す神経ペプチド, pyrokinin 類および locustamyotropin (Lom-MT) 類はアワヨトウMRCH (Pss-MRCH) と共通のC末端配列, Phe-Xaa-Pro-Arg-Leu-NH2 (FXPRLアミド, Xaa=Thr, Val) を持つ. そこで, 3種の合成ミオトロピック神経ペプチドを用い, アワヨトウ幼虫のクチクラのメラニン化に対する効果を検討したところ, leucopyrokinin, Lom-MT-II, -IIIは, いずれも幼虫当たり1~100 pmol で濃度依存的に顕著なメラニン化誘起作用を示し, なかでも機Lom-MT-IIが最も強い活性を示した. 今回の結果は, MRCHの活性発現部位がFXPRLアミド配列に存在することを支持するものである.
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