EXAMINATION OF DESIGNING ECO-TUBE WHICH CONSIDERS DEHYDRATION

2008 
袋詰脱水処理工法は,河川,湖沼などに堆積している高含水比で軟弱な土を透水性の袋に充填して脱水を促進し,袋の張力を利用して積み重ねて有効利用する工法である.袋体に充填した処理土は,自重圧密による排水や袋表面からの蒸発により含水比が低下する.そのため,脱水後には不飽和状態となることが予想されるが,脱水に関する現状の設計方法では飽和状態と仮定した計算が行われており,妥当性について検証されていない.本論では,処理土内の飽和度の変化を把握し,現行の設計方法の妥当性を検証することを目的として,小型袋を用いた充填実験を行った.ADRを用いた実験結果から,充填後8週間経過後の飽和度は80%程度を示した.この飽和度を用いて脱水量の試算を行ったが実測値と合致せず,蒸散の影響が大きいことが明らかとなった.
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