Recent incidence of urinary tuberculosis: A review.
1990
1986年1月から1989年8月まで山口県厚生農業協同組合連合会小郡第一総合病院において4例の尿中結核菌培養陽性例を認め, これは総外来新患者の0.66%に相当した。1例は, 腎尿路結核未治療例, 3例は膀胱腫瘍治療のためのBCG注入中による一過性結核菌培養陽性例であった。また同時期に経験された陳旧性腎結核患者2例に対して腎摘出術が施行されている。近年, 尿路結核は減少しているとされているが, 難治性の尿路感染症のあるときには, 結核菌培養やX線検査, 膀胱鏡および生検等を施行することはいぜんとして泌尿器科臨床上重要であると思われた。
- Correction
- Source
- Cite
- Save
- Machine Reading By IdeaReader
0
References
0
Citations
NaN
KQI