Quantification of Eosinophilia in Allergic Nasal Secretions

1978 
1. 鼻汁採取量が10mg以上のものと以下のものとは好酸球増多の grading で有意の差があった. 従って量の多い場合は10mg以上採取する必要があった.2. 鼻汁を分割してそれぞれの標本につき鼻汁重量と好酸球数とを調べたところ, 重量補正によっても好酸球数に標本間で差があった. 又全白血球中の好酸球の分布は視野によりまちまちであり標本間に差があった.3. これに比し程度判定法は標本間に差が少なかった.4. 程度判定法, 1視野平均 (400倍拡大率検鏡下) 好酸球数, %法の三方法を比較すると程度判定法と1視野平均好酸球数とがよく一致し, 判定法としてはこの二方法のいずれかがよいと考えられた. 後者は時間と労力を要するのに比し, 前者は客観性に欠ける面があった.5. 採取鼻汁で3枚のスメアを作り程度判定を行うのが臨床的には適当であった.
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