固定化酵素カラムとリン酸塩ガラス膜フローセルを連結した L- アミノ酸の電位差測定流れ分析法

1989 
リン酸マグネシウム・銀ガラス膜をイオン選択性電極の感応膜に応用したとき,大多数の一価陰イオン及びアンモニアに応答することから,このガラス膜をフローセルに組み込んでアンモニア応答性フローセルとし,市販L-アミノ酸分離パックカラム及びL-アミノ酸オキシダーゼを架橋化法でガラスビーズに固定したものとパックした酵素リアクターカラムとを結んで,電位差検出システムによる各種L-アミノ酸の連続流れ分析を行った.溶離液として1mMクエン酸ナトリウム(pH5.00, 8.65及び 9.16)溶液を用いたところ,そのピーク波高は,通常用いられているニンヒドリン法とほぼ同程度の測定感度を示し,L-アミノ酸濃度として5×10-5M~5×10-3Mの間で速やかに測定することができた.
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