A case of hepatocellular carcinoma treated with radiofrequency ablation for hemobilia due to invasion to bile duct

2010 
症例は68歳女性.1997年8月に肝細胞癌(HCC)と診断され,エピルビシンを併用した肝動脈塞栓術(TACE),肝左葉切除術を行った.2004年9月,S7のHCC再発に対してTACEを施行.2007年8月にS7のHCC局所再発を認め,TACEを試みたが肝後区域の肝動脈―静脈シャントのため断念し,ラジオ波焼灼療法(RFA)を施行した.2008年2月に心窩部痛・嘔吐にて救急受診,黄疸と貧血がみられた.内視鏡検査で十二指腸乳頭部から出血がみられ,単純CT所見と合わせてRFA後局所再発部位からの胆道出血と診断した.経鼻胆道ドレナージチューブを留置したが出血は持続した.肝内シャントのため肝動脈塞栓術(TAE)による止血は困難と考え,ソナゾイド造影超音波補助下に再発部位を同定しRFAを施行し止血が得られた.TAE困難な胆道出血に対してRFAにて止血し得た症例を経験したので報告する.
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