Subclassification of Temporal Lobe Epilepsies

1984 
187例の複雑部分発作をもつ側頭葉てんかんを臨床経過からLennox, Canger, Janzらに従って次の3群に分類した: 1) 複雑部分発作のみをもったもの (pure群) 62例, 2) 複雑部分発作に続いて強直間代発作を合併したもの (primary群) 43例, 3) 強直間代 発作に続いて複雑部分発作を合併したもの (secondary群) 82例。結果としてpure群は他の2群, とりわけsecondary群に較べて, 既往で複合型熱性痙攣を多くみ, 精神障害を伴いにくく, 発作症状として前兆をもつものが多く, 脳波所見で基礎律動は良好であるが, 覚醒期より焦点性てんかん放電をみ, より1側性出現を多くみた。生理学的病因として, pure群はより限局性, secondary群はより速やかに全般性に進展する素因的機序が考えられた。
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