A Case of Sarcoidosis of the Larynx
2003
われわれは,喉頭に発生したサルコイドーシスの1症例を報告した。症例は66歳,女性。内科にてサルコイドーシスの治療としてステロイド治療を施行された8年後に嗄声を自覚し,当科を受診した。間接,直接喉頭所見にて右声帯から仮声帯にかけてのび漫性の腫脹を認めた。全身麻酔下,喉頭直達鏡下に腫瘍を除去し,欠損部を一針縫合した。病理組織学的検査では,ラングハンス型巨細胞を伴う非乾酪性肉芽腫を認め,ラングハンス型巨細胞内には,星状小体が散見された。手術後嗄声は改善し,2年を経過した現在再発は認めていない。
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