Mucinous Adenocarcinoma of the Thymus: a Case Report
2010
67歳男性.検診にてCA19-9の上昇を指摘された.造影CTにて左前縦隔に8×6×4 cm大の石灰化を伴う多房性嚢胞性病変と一部に充実部分を認め,FDG-PETでは充実部に一致した異常集積を認めた.胸骨正中切開下に腫瘍を含めた胸腺左葉+左肺上葉部分切除を施行した.最終病理診断は胸腺の嚢胞性病変より発生したmucinous adenocarcinomaであった.術後放射線治療60 Gyを追加し現在外来にて経過観察中である.
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