ヒラメ Paralichthys olivaceus 仔稚魚の真の両面有色型黒化の発現過程における無眼側皮膚の超微細構造

2005 
真の両面有色の発現過程を明らかにするため,主に F~G ステージ(全長 8.0±0.75 mm)で構成されるヒラメ仔魚を全トランスレチノイン酸(atRA)に 5 日間暴露して,真の両面有色型黒化を誘起後,約 4 日毎に皮膚を採取し,透過型電子顕微鏡で皮膚の微細構造を調べた。孵化後 30 日前後で atRA 区ではメラノファージが見られず膠原繊維層板下に幼体型黒色素胞が見られた。孵化後 40 日目以降,対照区では無眼側皮膚の膠原繊維層板下に虹色素胞のみが見られたが,atRA 区では黒色素胞,黄色素胞および虹色素胞が見られた。
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