非ホジキンリンパ腫治療後に発症したde novo B 型劇症肝炎の 1 症例

2008 
de novo B 型急性肝炎はまれな疾患であるが,発症すると重症,劇症肝炎となる頻度が高く予後不良であることから,近年注目されてきている。免疫抑制剤,抗腫瘍化学療法により引き起こされると考えられているが,特に非ホジキンリンパ腫治療で用いられるリツキシマブと B 型肝炎ウイルス(HBV)再活性化との関連が多く報告されている。本症例は劇症肝炎としては特異な臨床経過,病理組織所見を呈し,人工肝補助療法などを行うも残念ながら救命することはできなかった。
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