The Amount of Heavy Metals Discharged from Domestic Sources to Sewage

1987 
横須賀, 八戸および函館市においてそれぞれ4~5名のモニターを選択し, それぞれの家庭から下水へ排出される, いわゆる生活由来の重金属の原単位を求めた。その結果, 横須賀市においては1日1人当たり, Cd192μg, Ni1.66, Pb6.75, CrO.78, Mn8.19, Cu55.8, Zn44.3およびFe111.1mgであった。家庭下水のみの処理場における重金属収支から求めた原単位はFeとCu以外の重金属は家庭排水から求めた重金属量とほぼ一致した。八戸市および函館市において求めた生活由来の重金属原単位は, 2市間ではPb以外の重金属はほとんど同程度の値であった。全般的に横須賀市の原単位より低かった。その値は, それぞれCd72, 88.6μg・day-1・person-1, Ni405,444, Pb2,832,506, Cr392,230, Mn7.33, 6.45, Cu4.09, 3.12, Zn21.5, 24.4およびFe24.3, 30.5mg・day-1・person-1であった。八戸市, 函館市の家庭下水のみの処理場から得られた重金属量は, 生活排水から求めた値とよい一致を示した。
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