AE characteristics and fracture toughness of glass-filled poly(methyl methacrylate).

1988 
表面処理のある場合とない場合のガラスビーズを充てんしたポリメチルメタクリラート (PMMA) のアコースチックエミッション (AE) 特性と破壊じん性について実験的に検討を行った. シラン処理したガラスビーズを充てんした試料と無処理のガラスビーズを充てんした試料の引張りにおいてはガラスビーズとマトリックスの界面はく離によるAE発生は前者の方がはるかに少なかった. 繰り返し負荷によるカイザー効果でも表面処理と無処理のガラスビーズを含む試料では明らかな相違を示した. DT試験片における安定クラック伝ばん中のAE監視によってもやはり引張りの場合と同様なAEの特徴を示したが, AEの発生頻度はガラスビーズの充てん量の増加とともに減少した. 破壊じん性値Klcはガラスビーズの充てん量が増えると増加したが, 破壊エネルギーGlcはガラスビーズの存在で最初は増加するが, ガラスビーズの体積率が増えるにつれて. 逆に減少あるいはほぼ一定値を示した. Klc及びGlcの変化をAE挙動と進行するクラック先端のブロセスゾーンあるいはダメージゾーンとの関係とで議論した.
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