Primary Malignant Melanoma of the Skin, Accompanied by Squamous Cell Carcinoma of the Lung

2003 
61歳,男性。出生時より右下腿後面に黒色斑を認めたが増大傾向なく放置していた。1年前より同部に腫瘤を形成し,徐々に増大してきたため,2001年8月15日当科を受診した。右下腿後面に13×13mmの濃淡のある頂部の潰瘍化した黒色ドーム状腫瘤を認め,excisional biopsyの結果,悪性黒色腫と診断し,同年8月23日精査加療の目的で入院した。胸部CTにて右肺下葉S6胸膜直下に径約10mmの腫瘤像を認め,当初は悪性黒色腫の肺転移と診断していたが,胸部CTガイド下の針生検では扁平上皮癌の組織所見を認めた。悪性黒色腫と肺癌の重複癌は極めて稀であり,また肺の腫瘤性病変に対する生検方法についての文献的考察も行ったので報告する。
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