Late Local Relapse of Malignant Peripheral Nerve Sheath Tumor: A Case Report
2011
初回治療より7年以上を経て局所再発をきたした上縦隔の迷走神経由来の悪性末梢神経鞘腫(MPNST)を経験した.46歳時左頚部の腫脹と嗄声,horner徴候にて発症.CTにて上縦隔より頚部に連続する腫瘍をみとめ,臨床所見と細胞診にて非小細胞肺癌と診断で放射線化学療法後に切除した.手術所見では迷走神経由来の紡錘形細胞腫瘍でありvimentinとS-100が陽性であったことからMPNSTと診断した.手術より86ケ月後,左鎖骨周囲に再発腫瘍を認めた.再発腫瘍は左鎖骨上の手術瘢痕部にあり,穿刺細胞針の刺入部に近かった.MPNSTの局所再発の多くは2年以内に発生し5年以上経過して再発することは稀である.しかし,本症例のように手術より7年以上を経て再発をすることがあり,長期の経過観察が必要である.
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