進行乳癌にモーズペーストを使用してQOL の改善を得た1 症例

2013 
乳癌局所再発や皮膚浸潤を伴う局所進行乳癌は病巣部から渗出液,出血,悪臭によりQOL を著しく阻害する状態となる。今回モーズペーストの使用により,良好な局所コントロールを得られた1 例を報告する。57 歳,女性。渗出液と悪臭を伴う右乳房巨大腫瘤を認め,肺,肝,骨転移を認めた。化学療法を施行しながら局所療法としてモーズぺーストで固定し切除を行うことにより,巨大乳房腫瘤は平坦化した。モーズペーストは進行乳癌に対して局所制御できる可能性が示唆された。
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