Hepatic content of the urea cycle enzymes in goats fed a high protein diet.

1968 
反稠動物に高蛋白飼料を給与すると,第一胃のアンモニアおよび血清の尿素レベルが著しく増大する.本実験は,これらの現象をより明確にするために行なったものである.成長中の2群の山羊に,粗蛋白含量が8.9および20.9%の飼料企与えて,約1カ月間飼養し,そのあと,肝について,Carbamylphosphatesynthctase,Ornithinctranscarbamylasc,Argi-ninesynthetase,Argininosuccinatecleavagccn一zyme,およびArginaseの活性を調べ,2群について比較を行なった.実験結果を要約すると,次の通りである.I)飼養期間中,動物の体重は増加した.増俸量は,粗蛋白含量20.9%飼料給与区が, .9%飼料給与区に比べ,やや高い値を示した.2)血清尿素レベルは,粗蛋白含量8.9%飼料給与区で5~10,20.9%飼料給与区で32~38mgN7100mlの値を示した.3)肝の尿素合成に関与する諸酵素の活性は,粗蛋白含量20.9%飼料給与区が,8.9%飼料給与区に比べ,20~35%高い値を示した.4)反協動物における高蛋白飼料給与の影響は,肝の尿素合成酵素系の活性度よりは,血清の尿素レベルに,より強くあらわれることがわかった.5)蛋白摂取に伴う生体の適応現象,および第一胃における蛋白質の消化とアンモニアの吸収の二点から,実験結果を考察した.
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