便潜血を契機に発見され腹腔鏡下(単孔)に切除した回腸Neuroendocrine Tumor(NET)の1 例
2016
症例は42 歳,女性。検診で便潜血陽性と指摘されたため当院に紹介受診された。下部内視鏡検査で回腸末端に隆起性病変を認め,生検にてneuroendocrine tumor(NET)と診断された。CT 検査にて腸管傍リンパ節の腫大は認めたが,遠隔転移を認めなかったため腹腔鏡補助下回盲部切除術(D3郭清)を行った。病理検査で一部漿膜下層への浸潤を認める腫瘍性病変を認めた。免疫染色でsynaptophysin,chromograninA,CD56 ともに陽性であり,WHO 分類でNET G2と診断した。また,#201 に1 個,#202に2 個転移を認めた。回腸NETは小さくてもリンパ節転移を来す可能性が高く,リンパ節郭清を伴う腸管切除を行うことが根治切除を得るために必要であると考える。
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